ふじのくに防災フェロー

2024年1月 5日 (金)

2024年度ふじのくに防災フェロー養成講座の募集について

2024年1月9日から、2024年度の「ふじのくに防災フェロー養成講座」の募集受付が始まります。募集要項等はすでにweb公開しております。

当講座は、行政機関、指定公共機関、指定地方公共機関等で防災に関する実務に従事している現職の実務者の方を対象に、災害発生後の「危機管理ノウハウ」にとどまらず、災害の事前予防を目指し、地域の災害特性を理解し、災害に関わる科学的情報を読み解ける、実践的応用力を身につけた中核的防災実務者を育成することを目標としております。多くの方の積極的なご応募をお待ちしております。

ふじのくに防災フェロー養成講座
http://www.cnh.shizuoka.ac.jp/education/fellow/
募集要項
https://www.cnh.shizuoka.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/R6-all.pdf
パンフレット
https://www.cnh.shizuoka.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/R6-A4.pdf

出願期間は、2024年1月9日(火)~1月22日(月)です.

当センターブログにて、これまでの防災フェロー養成講座の様子を紹介しています。
http://sbosai.cocolog-nifty.com/blog/cat47212224/index.html

 

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2023年3月 6日 (月)

2022年度ふじのくに防災フェロー養成講座称号授与式・シンポジウムのお知らせ

ふじのくに防災フェロー養成講座称号授与式・シンポジウムを下記の要領で実施いたします。

また、シンポジウムの中で防災フェロー修了生への称号授与式が行われます。多くのみなさまのご参加をお待ちしています。

今年はZoomによるオンライン開催となります。

参加を希望される方は、事前に下記問い合わせ先から参加の申込みをお願いいたします。

 

【日時・場所】
2023
3月18日(土)14:00~17:00

 Zoomによるオンライン開催

 

【参加方法】

参加費は無料です。どなたでも自由に参加できます。

参加を希望する方は、事前に下記問い合わせ先から参加申込みをしてください。

 

【問い合わせ先】

422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学防災総合センター

TEL:054-238-4254 FAX:054-238-4911

ホームページ https://www.cnh.shizuoka.ac.jp/

問い合わせメールは上記ホームページ内の「お問い合わせ」より

詳しくはこちらをご覧ください

 

2023年1月30日 (月)

「防災実務実習」科目受講生 投稿

1月17日ふじのくに防災フェロー「防災実務実習」-科目受講生/フェロー9期修了生

 

1月17日にふじのくに防災フェロー講義「防災実務実習」が行われた。

担当教員は、静岡大学防災総合センター 岩田孝仁特任教授で、受講生4名(12期生)、修了生1名(9期生)が参加した。静岡県庁にて新型コロナの影響により3年ぶりに実施された地震対策オペレーション2023(大規模図上訓練)を視察した後、岩田先生と訓練について評価・討論した。 

 

1.訓練の概要

和歌山県南方沖を震源とするマグニチュード9.1の巨大地震が発生し、県内でも震度7から6弱の揺れを観測してから24時間が経過したとの想定で、県の職員や警察、自衛隊など約6,500人が参加した防災訓練を視察した。良かった点と改善点を記す。

 

2.良かった点

(1)県内の自治体や関係機関が迅速な被害状況の把握や情報共有に向けた対応を確認できた。

県庁の災害対策本部におけるそれぞれの機関から派遣された職員による調整会議やテレビ会議などが行われ、被害情報の収集、刻々と変化する情報に基づく応急対策の立案・調整などリーダーシップと短時間での意志決定が大切であると実感した。

(2)大型モニターや通信機器が各所に配置されており、被害状況の見える化と共有化機能が整っていて、被害・要請

 等の付与情報が豊富にストックされており、シートのフォーマット化・処理トレイの設置も含め、情報収集(紙ベースと

 PC入力)が迅速に処理されていた。

(3)台風15号の教訓を踏まえ、新たに市や町に派遣する県の職員「市町支援機動班」が発足された。災害対応に詳

しい県職員が定期的に市や町とコミュニケーションをとり、具体的な課題を抽出し、具体的なアドバイスをすることにより、

有事における各地の迅速な被害状況の把握と行政機関の連携強化に繋がります。

 

3.改善点

(1)各班の中では迅速な情報共有が図られていたが、班にまたがる横断的な情報のやり取りが活発にされておらず、複

数の業務に携わる情報のやり取りを通じての更なる情報のトリアージを強化する必要性を感じた。

(2)本部会議において、各班長からの本部長への報告がスムーズすぎ、モニター画面と同時進行しており、実際の発災

  時対応と少しかけ離れていると感じた。

(3)県庁での訓練の成果と反省点を、次回にどのようにPDCA展開しているか公表していただけると、市町村、企業の

防災訓練に展開できる。

 

4.まとめ

  今回、防災フェロー受講生4名(福島県、熊本県、愛知県、静岡県)は、静岡県の防災訓練に期待と関心を持っ

て参加しており、訓練視察後、岩田先生と活発な討議がなされた。

 有事の際の静岡県災害対策本部の機能を肌で感じた一日でした。

 

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静岡県庁での地震対策オペレーション2023状況          

   

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2022年9月15日 (木)

9月3日ふじのくに防災フェロー「企業防災と事業継続論」-科目受講生/フェロー9期修了生

9月3日にふじのくに防災フェロー講義「企業防災と事業継続論」が行われた。

担当教員は、兵庫県立大学院 減災復興政策研究科 紅谷昇平教授で、受講生4名(12期生)、修了生1名(9期生)が参加した、今年は対面でなくZoomによるオンライン講義で実施されたが、事業継続計画(BCP)を中心に、新型コロナウィルス対応を含めて、新しい内容が盛沢山で、多くの気づきを生む1日であった。

 

講義の主な内容は、①企業や地域産業の被災の特徴 ➁企業活動と財務諸表の基礎 ③企業のリスクマネジメントの基礎 ④企業の事業継続計画(BCP)の基礎 ⑤事業継続計画の策定演習と課題出題で、その中で特に2つことに気づいた。

 

一つ目は、企業は被災によって、災害直後の建物・設備などの直接被害だけでなく、取引の中断、原材料価格の上昇、売上減少などの間接被害の影響が大きい(財務諸表の演習から確認できた)

企業の移転、取引先の移転、ライバルの進出により産業被害の復興が難しいことが理解でき、企業の業種・規模・立地などの多様な特徴に適し、既存の企業防災の取り組みを生かした実効性のあるBCPガイドラインを作り上げる必要がある。

 

二つ目は、「自然災害」に対しては、BCPを構築することにより、事前の建屋の耐震化による被害低減、サプライチェーンの改善による早期復旧が可能である。しかし、被災により、表面に出た建物の瑕疵・建築基準違反、不十分な危険物管理、従業員への安全確保を怠るなどの「人災」がプラスされると、被災規模が大きくなり、復旧が進まないことがわかった。

「人災」防止については、普段のコミュニケーションを円滑にして、企業の組織・個人が一体となって取り組む必要がある。10 20

ふじのくに防災フェロー「津波工学」-科目受講生/フェロー9期修了生

8月20日にふじのくに防災フェロー講義「津波工学」が行われた。

担当教員は、静岡大学 防災総合センター 原田賢治 准教授で、受講生3名(12期生)、修了生1名(9期生)が参加し、Zoomによるオンライン講義で実施された。3年振りの受講でしたが、何回かの休憩を挟んで9時半から5時までの中身の濃い講義で、私にとって、「津波」について再考し、多くの気づきを生む1日であった。

 

授業内容

授業の主な内容は、①津波工学概論、➁津波の発生、③津波の特徴、④津波による被害、⑤津波の対策で、特に3つのことが印象に残った。

 

1.東北と静岡では、津波の特徴が異なる。

津波は「引き波」からはじまるとは限らない。海底の地盤の動き方により「押し波」「引き波」が決まる。津波は第2、第3波と何度もやって来る。高さだけでなく周期(長さ)も重要な要因となる。駿河湾は深く南海トラフ地震により発生する津波は押し寄せる時間が短いので対応する対策が必要である。

 

2.津波工学に関する基本的な計算手法を習得することが出来た。

 講義課題の計算問題を解くことにより、①モーメントマグニチュードMwと地震モーメントMoの関係。➁モーメントマグニチュードMwと断層面の長さLと幅Wと剛性率μから断層モデルのすべりを求める。③二つの観測点の距離、観測時間から平均水深を求める。④沖合A地点での水深と振幅から沿岸部B地点での深さから津波の振幅を求める。

 

3.津波対策の考え方について

 防潮堤があるから絶対に安全であると安心しきってはいけない。歴史津波を含めた痕跡の再整理とともに、最新の地球科学等からの知見、津波数値計算による予測から津波レベル2の設定方法を随時見直す必要がある。被害を想定してハードとソフトの総合的な具体的な防災対策を進める必要がある。国、県レベルだけでなく地域、個人でも想定される状況を具体的に想定、訓練する必要がある。1_20220915143301 2_20220915143301

2022年8月 3日 (水)

人文社会科学のデータ収集と統計処理

723日(土)に、ふじのくに防災フェロー講義「人文社会科学のデータ収集と統計処理」が行われた。

 担当教員は、静岡大学 村越真教授で、受講生3名が参加しZoomによるリアルタイムオンライン講義で実施された。

 今年度初めての受講であったが、授業の雰囲気が非常に良く楽しく且つ深い学びができた一日となった。

 講義の主な内容として、午前は、研究についての科学的な流れや問いの立て方、RQの重要性、研究の測定方法等を各々行っている研究テーマを基に一人一人指導していただいた。また、質問紙法については、質問紙の内容や回答形式等についても学んだ。午後は統計法として、基礎的なことをはじめ具体的な検定としてX²検定、t検定を実際にExcelを用いながら行った。

  今回の講義では、研究テーマを基に思考する場面があった。予め考えてきた各々のテーマを細かく見ていき、受講生で意見を出し合いながら授業を進めていった。一人一人に沿った内容だったため、問いや研究方法について具体的に考えることができた。

また、統計法については、平均値や分散、相関等の基礎的な内容から、推測・検定の考え方、X²検定、t検定のやり方といった具体的なところまでしっかりと学ぶことができた。 

  統計法についての知識がない初心者でも非常にわかりやすく、実際に活用できる統計法を多く知ることが出来た。Zoomでのオンライン講義であったが、受講生と学び合うタイミングも多くあり非常によい講義だった。

 

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2022年7月 5日 (火)

6月25日ふじのくに防災フェロー「リスク論」-科目受講生/フェロー9期修了生

6月25日にふじのくに防災フェロー講義「リスク論」が行われた。

担当教員は、静岡大学 鈴木清史客員教授で、受講生3名(12期生)、修了生1名(9期生)が参加し、Zoomによるオンライン講義で実施された。    

昨年に引き続きの受講であったが、新しい内容が盛沢山で、多くの気づき生む1日であった。

 

授業の主な内容は、①普段の生活の特徴 ➁災害・安心・安全 用語の再確認 ③日常生活とリスクそして人びとのリスク認識 ④防災学習・活動再考 ⑤まとめ ⑥課題で、その中で特に3つのことが印象に残った。

 

1.そもそも、リスクとは、どういったものだろうか。

私たちの日常生活・身の回りで、経済活動、健康、環境、安全、災害等に関するリスクがあふれている。今まで何気なく使っていたリスク を決断・行動・事物によって引き起こされる危険(損失)の可能性と捉え、専門家に任せにしないで環境に応じて自分たちで考える必要がある。

 

2.リスクマネジメント、リスクアセスメント(リスク特定、リスク分析、リスク評価)、リスク対応などの

 リスクに関する用語の意味を整理することができた。また全体として損を迎えるtrade off関係を認識する必要がある。

 

3.自分たちの住んでいる地域の環境や過去の災害を知る必要がある、自分たち暮らしの安全・安心のため

にリスクを的確に伝え、話し合い、共有・理解し合い、活用・行動に結びつき。次のリスクを回避する

ことにつながるリスクコミュニケーションを役立てる必要がある。

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2022年5月26日 (木)

5月21日ふじのくに防災フェロー「気候学」-科目受講生/フェロー9期修了生

5月21日にふじのくに防災フェロー講義「災害社会学」が行われた。

担当教員は、奈良大学 木村圭司教授で、受講生6名(12期生)、修了生1名(9期生)が参加し、Zoomによるオンライン講義で実施された。

3年ぶりの受講であったが、新しい内容が盛沢山で、多くの気づき生む1日であった。

 

授業の主な内容は、①気候と気象、②世界スケールの気候、③日本スケールの気候、④小スケールの気候、⑤分布図と時系列データの読み方、注意点、⑥課題で、その中で特に3つのことが勉強になった。

 

1.「気候学」に関する言葉(用語)を正しく整理することが出来た。

今まで何気なく使っていた「気候」とは「気象」との違い、「異常気象」とは、「豪雨」と「ゲリラ豪雨」、「降雪」と「積雪」の違いなどを言葉(用語)の意味を正しく整理することができた。

 

2.「地球温暖化」に対しの一般的な常識を鵜呑みにしないで、疑問を持つ必要がある。

一般的にEast Anglia大学Climate Research Unitの「過去268年の気温変化」から1980年以降「地球温暖化」が進んでいると示されているが、「過去1000年間の気温変化」や「過去10,000年間の 

気温変化」の結果を見ると見方が変わり、地域によって温暖化の程度が異なることが理解できた。

ホッキョクグマやツバルの写真を見ての感情からでなく、データと論理的に展開する必要がある。

 

3.地理情報システムや気象シミュレーションを応用して、これまでの気象災害について解析を行い、その

結果を今後の地区防災に生かすために、まずは課題の「静岡の雨温図」作成から展開していきたい。

 

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 Zoomによるリアルタイムオンライン講義状況             

                                       -以上-

2022年4月28日 (木)

4月23日 ふじのくに防災フェロー養成講座「災害社会学」-科目受講生/フェロー9期修了生-

4月23日にふじのくに防災フェロー講義「災害社会学」が行われた。

担当教員は、矢守克也客員教授で、受講生6名(12期生)、修了生1名(9期生)が参加し、Zoomによるオンライン講義で実施された。各セクションの講義において活発な質疑が行われ、今年で4回目参加の私にとって、災害時の「リスクコミュニケーション」を考え、多くの気づき生む1日であった。

 

授業内容

1.豪雨災害からの逃避(防災心理学の視点から) 

豪雨災害からの避難を考えるときのポイントは「いつ」と「どこ」である。「いつ」逃げる、難を避けるために、普段と異なる身近な異変に気づくため目で見て確認できる避難スイッチを決め、情報と行動の橋渡しが重要であることを再確認できた。「どこへ」逃げる、難を避けるために行政が指定する遠い場所の避難場所に逃げるだけでなく、住民が決めた近隣の3階建て住宅や2階への屋内避難など「セカンドベスト」の重要性が増すと考える。新たに行政からの情報データと共に、地域の「既往最大値(ヒストリーレコード)」を調査・発表し、伝える教育が必要である。

 

2.津波逃避訓練第

行政から災害に関する発信される情報がありすぎ、情報の意味が十分に理解されず、必要な人に届いて活用・行動されるまでに至っていないことが多い。住民が情報待ちから主体的に考え、自ら行動したくなる環境を整える必要がある。本番で成果を出すためには、本気でやる「空振り」改め「素振り」が大切であり、マンネリ化している避難訓練でなく、自身がトライ&エラー(素振り)して考え判断する逃避訓練支援アプリ「逃げトレ」の積極活用や地域の子供たちと高齢者が寄り添った現地での愚直な活動を継続し根付かせることで、意識が変化しリスク低減できることが分かった。

 

今回の受講により、改めて防災に関する情報と行動の橋渡しが重要であることを再確認でき、職場、地区における防災に展開していきたい。

 

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Zoomによるリアルタイムオンライン講義状況             

                                        -以上-

2022年3月15日 (火)

2021年度ふじのくに防災フェロー養成講座称号授与式・シンポジウムのお知らせ

ふじのくに防災フェロー養成講座称号授与式・シンポジウムを下記の要領で実施いたします。

また、シンポジウムの中で防災フェロー修了生への称号授与式が行われます。多くのみなさまのご参加をお待ちしています。

今年はZoomによるオンライン開催となります。

参加を希望される方は、事前に下記問い合わせ先から参加の申込みをお願いいたします。

 

【日時・場所】
2022
3月19日(土)13:3015:30

 Zoomによるオンライン開催

 

【参加方法】

参加費は無料です。どなたでも自由に参加できます。

参加を希望する方は、事前に下記問い合わせ先から参加申込みをしてください。

 

【問い合わせ先】

422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学防災総合センター

TEL:054-238-4254 FAX:054-238-4911

ホームページ https://www.cnh.shizuoka.ac.jp/

問い合わせメールは上記ホームページ内の「お問い合わせ」より

詳しくはこちら

ダウンロード - 20220319.pdf

 

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