研究・報告

2018年8月16日 (木)

「平成30年7月豪雨による災害・現地調査速報会」を開催しました

8/9(木)に静岡県地震防災センターにおいて「平成30年7月豪雨による災害・現地調査速報会」を開催しました。
台風の接近により天候が心配されておりましたが、当日は晴天となり多くの方に来場いただきました。


速報会での発表内容:

1.平成30年7月豪雨の特徴と被災地現地調査の報告
  本間基寛(日本気象協会・静岡大学防災総合センター客員准教授)
2.平成30年7月豪雨による人的被害等についての調査(速報)
  平成30年7月豪雨時の災害情報に関するアンケート
  牛山素行(静岡大学防災総合センター教授・副センター長)
3.平成30年7月豪雨 自治体防災行政の観点から
  杉村晃一(静岡市役所・静岡大学防災総合センター教育研究支援員)


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2018年3月 9日 (金)

「平成29年度 防災関連学部横断卒論・修論発表会」を開催しました

3月3日、静岡県地震防災センター3Fで平成29年度防災関連学部横断卒論・修論発表会を開催しました。

本発表会は、平成29年度自然災害科学中部地区研究集会と日時、場所をあわせて行った、静岡大学で防災研究に取り組んだ学生の研究成果を集めた合同発表会です。

コアタイムは12:15〜13:15で、発表はポスター形式で行われ、8件の発表がありました。
研究集会の参加者を中心に、多くの防災関係者が会場を訪れ、時間ギリギリまでポスターの前で議論をしていました。

発表タイトル、発表者名、所属は以下の通りです。

1. 沈み込み帯前弧における重力異常の運動学的考察
岩間翔平(理学部)
2. 桜島火山におけるACROSS震源を用いた散乱体探索手法の開発
河合宏明(理学部)
3. 地すべり地形地における、ACROSS震源を用いた地下状態モニタリング
小平健太郎(理学部)
4. 日本における豪雨発生頻度の長期変化と地域差
西浦直子(情報学部)
5. 道の駅の防災拠点機能 -静岡県を例として-
岡田実樹(情報学部)
6. 斑晶の元素拡散モデリングに基づく噴火準備タイムスケール研究の現状
菅野拓矢・石橋秀巳(理学部)
7. 藤井ゼミのぼうさい
教職を目指す学生を主体とした「防災文化」の創造・発信・普及
藤井ゼミ(教育学部)
8. 防災紙芝居「ゆれがきたぞ!」
藤井ゼミ(教育学部)


当日配布したリストはこちら

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2017年8月 7日 (月)

平成29年7月九州北部豪雨 現地調査報告



平成29年8月4日(金)に「平成29年度7月九州北部豪雨による災害・現地調査速報会」を開催致し、多くの皆様にご聴講いただきました。

2017.8.5(土) 静岡新聞(朝刊) 社会 P29
避難所立地点検を 静岡大2教授現地調査の教訓提示   http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/bosai/388200.html

岩田孝仁センター長の当日の報告内容を公開致します。

詳細はこちら→「170804_170705_4upv2.pdf」をダウンロード

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2017年7月 9日 (日)

2017年7月九州北部の豪雨に関する調査研究

静岡大学防災総合センター牛山研究室では,2017年7月九州北部の豪雨に関する調査研究をはじめています.調査研究成果は,研究室ホームページに随時公開いたします.

静岡大学防災総合センター牛山研究室

http://www.disaster-i.net/

2017年7月5日の九州北部の豪雨による災害に関するメモ

http://www.disaster-i.net/disaster/20170705/

2017年5月19日 (金)

ネパールゴルカ地震(2015.04.25)復興状況調査レポート(速報)

静岡大学防災総合センター長 岩田孝仁教授が、ネパールゴルカ地震復興状況調査を行いました。

レポートの詳細はこちらをご覧下さい。→「20170422.pdf」をダウンロード

メンバー:岩田孝仁(静岡大学防災総合センター長・教授)、小野田全宏(静岡県ボランティア協会常務理事)、マハラジャン・ナレス(静岡県ナマステ・ネパールしずおか会長)、マハラジャン・ディリブ、栗田裕之、東山喬彦、瀬川真弓

行程:2017年4月22日~27日
4月23日 ネパール政府復興庁長官Govind Pokharel氏に面会 復興状況懇談
      パタン旧王宮の状況

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4月24日 パタン市郊外ブンガモティ市訪問
      JICAネパール事務所次長 永見光三氏に面会 日本の支援や復旧課題など

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4月25日 パタン市地区防災センター完成式・防災訓練・防災講演会

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2016年4月26日 (火)

平成28年熊本地震調査報告(岩田孝仁教授)

平成28年4月14日から発生した「平成28年熊本地震」により、犠牲になられた方に対しまして深く哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げます。

当センターの岩田孝仁教授が、4月17日、18日の2日間熊本県内にて調査を行いました。

調査報告を掲載致します。

「160416-2mini.pdf」をダウンロード

2015年8月31日 (月)

台湾,台南市より訪問団が視察に来訪しました。

8月28日(金)に台南市政府消防局、国立成功大学防災研究センター、台南市消防団の約20名が静岡県危機管理部の引率で来訪しました。
岩田孝仁教授が本センターの活動内容の説明を、今泉文寿准教授(農学領域・本センター兼務)が静岡県の地形や成り立ちを説明した後、県内で過去に起こった災害や防災の実例についての講話を行いました。

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2015年6月17日 (水)

2015年ネパール地震から1ヶ月の被災地事情(速報)

本センターの岩田孝仁教授が、4月25日に発生したネパール地震の被災地にて現地調査を行いました。

被災地事情の速報を掲載いたします。

報告書 1(P1~P2)

報告書 2(P3~P5)

報告書 3(P6~P9)

報告書 4(P10)

2015年6月24日追記しました。

※出版、書籍に無断転載等はご遠慮下さい。

2015年3月20日 (金)

シンポジウム「防災フェローのあゆみ」を開催しました

3月14日、「先導的創造科学技術開発・社会的システム改革と研究開発の一体的推進事業「災害科学的基礎を持った防災実務者の養成」(ふじのくに防災フェロー養成講座)シンポジウム『防災フェローのあゆみ』」を静岡県地震防災センターで開催しました。
83名の方にご参加いただきました。
当日のプログラムはこちらです。


基調講演は、「減災から防災社会へ 〜地域防災36年の現場から〜」というタイトルで岩田孝仁さん(静岡県危機管理監兼危機管理部部長)に講演いただきました。
東海地震説の発表以降、区切りとなる出来事ごとに静岡県の防災体制の充実を3つのステージに分け説明されました。
三宅島噴火、北海道南西沖地震など国内外の様々な災害現場の現地調査から取り入れた知見により考案された数々の対策や、阪神大震災を契機にした地震対策の総点検、そして、その上で新たに見えてきた課題について順を追って話されました。

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基調講演後には「ふじのくに防災フェローのあゆみ」と題したパネルディスカッションが行われました。登壇したのは以下の方々です。
 コーディネータ:
  牛山素行 (静岡大学防災総合センター教授)
 パネリスト:    
  岩田孝仁 (静岡県危機管理監兼危機管理部部長)
  中村光宏 (修了生・静岡県中央特別支援学校)
  中村守孝 (修了生・浜松市南区役所区振興課)
  山本健介 (修了生・湖西市危機管理課)

防災フェローとなってからの活動や効果についての質問では、修了生から「(伝聞や感覚ではなく)しっかりとした根拠に基づく話を目指すようになった」や「大学の先生とのコミュニケーション」などの意見があげられました。また、意識するようになった点として「間違ったことを教えると、それが命に関わる。いい加減なことは言えない。」という意見も出ました。
静岡県の岩田さんからは「毎年このシンポジウムに参加しているが、年々、修了生の発言が具体的に、しっかりとした内容になってきていると感じている。良い傾向だと思う。」との言葉とともに「来年度で5期目を迎えるが、そろそろ期をまたいだ大きなつながりを考えても良い頃だ」という提案をいただきました。

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午前中には「第76回ふじのくに防災学講座」のなかで、今年度の防災フェロー養成講座修了生へ修了証書の授与式も行われました。
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防災フェロー養成講座の基盤であった、文部科学省の先導的創造科学技術開発費・社会的システム改革と研究開発の一体的推進事業による助成は今年度で終了しますが、本講座は来年度も継続いたします。
これからの講座継続のために様々な協力、努力も必要になっていきます。
今後とも防災フェロー養成講座、および静岡大学防災総合センターをよろしくお願いいたします。

2015年3月16日 (月)

「平成26年度 自然災害科学中部地区研究集会」を開催しました

3月7日に、静岡県地震防災センターで自然災害研究協議会中部地区部会と共催で「平成26年度自然災害科学中部地区研究集会」を開催しました。

60名近くの方に参加をいただき、20件の発表がありました。
静岡県内のみならず、愛知、山梨といった隣接県や東北地域からの参加もいただきました。
津波堆積物、防災林、リスクアナリシス、住民意識調査、火山、豪雨災害などなど様々な調査手法を用いて、種々の災害を対象にした研究成果が報告されました。

研究集会のプログラムはコチラからダウンロードできます。

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研究成果を発表する牛山教授
写真は南木曽町での豪雨災害についての報告中のもの

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研究発表をするふじのくに防災フェロー養成講座の受講生
発表の中には防災フェローの修了研修での研究成果の報告もありました

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