防災講演会「想像力の欠如に陥らない防災」が開催されました
令和8年1月25日(日)袋井南コミュニティセンターにおいて、静岡大学防災総合センター客員教授(元同センター長) 岩田孝仁先生が講師を務められ、防災講演会「想像力の欠如に陥らない防災」が開催されました。
この講演会を受講されたふじのくに防災フェロー2期生 内海 明 氏よりご感想をいただきましたので、紹介いたします。
ーーー以下、寄稿ーーー
本日の防災講演会を通して、災害を「想定外とせず」、起こり得るものとして真正面から向き合う姿勢の大切さを改めて感じました。
災害はいつ起きるか分からないからこそ、重要なのはその時の対応よりも、日頃から確実に備えることであるという言葉が強く心に残りました。
また、「想像力の欠如が被害を拡大させる」という指摘は非常に印象的でした。
災害を想像すること自体はできていても、実際の行動に移さなければ意味がなく、「想像しても実行しないのは論外である」という言葉には、厳しさと同時に深い現実味を感じました。
さらに、地域の高齢化が顕著になる中で、これまで「助ける側」であった人が、今後は「助けられる側」になるという視点は、これからの防災を考えるうえで欠かせない重要な課題だと感じました。
防災は個人の問題ではなく、地域全体の構造や人のつながりを含めて考える必要があることを実感しました。
講演の中で紹介された「フェーズフリー」という考え方も印象的でした。
普段使っているものと非常時のものを分けるのではなく、日常と非日常をつなげて備えるという発想は、無理なく継続できる防災のあり方だと感じました。
まれにしか遭遇しない災害を、いかに具体的にイメージできるかが防災対策のキーワードであるという言葉を胸に、今日学んだことを知識で終わらせるのではなく、日々の暮らしの中で実行に移していきたいと思います。



