人文社会科学のデータ収集と統計処理
7月23日(土)に、ふじのくに防災フェロー講義「人文社会科学のデータ収集と統計処理」が行われた。
担当教員は、静岡大学 村越真教授で、受講生3名が参加しZoomによるリアルタイムオンライン講義で実施された。
今年度初めての受講であったが、授業の雰囲気が非常に良く楽しく且つ深い学びができた一日となった。
講義の主な内容として、午前は、研究についての科学的な流れや問いの立て方、RQの重要性、研究の測定方法等を各々行っている研究テーマを基に一人一人指導していただいた。また、質問紙法については、質問紙の内容や回答形式等についても学んだ。午後は統計法として、基礎的なことをはじめ具体的な検定としてX²検定、t検定を実際にExcelを用いながら行った。
今回の講義では、研究テーマを基に思考する場面があった。予め考えてきた各々のテーマを細かく見ていき、受講生で意見を出し合いながら授業を進めていった。一人一人に沿った内容だったため、問いや研究方法について具体的に考えることができた。
また、統計法については、平均値や分散、相関等の基礎的な内容から、推測・検定の考え方、X²検定、t検定のやり方といった具体的なところまでしっかりと学ぶことができた。
統計法についての知識がない初心者でも非常にわかりやすく、実際に活用できる統計法を多く知ることが出来た。Zoomでのオンライン講義であったが、受講生と学び合うタイミングも多くあり非常によい講義だった。
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