第144回 ふじのくに防災学講座のお知らせ
第143回ふじのくに防災学講座を下記のとおり開催しますので、お知らせいたします。
【テーマ】 「関東大震災、津波から子どもたちは必死に逃げた--伊東市・宇佐美小学校の作文集から」
【講 師】 元常葉大学大学院生 中田 剛充(なかだ たかみつ)氏
常葉大学 社会環境学部 教授 河本 尋子(こうもと ひろこ)氏
【講演概要】
1923 年9月1日の関東大震災は、相模トラフを震源として甚大な被害を及ぼしました。伊豆半島東岸の伊東市宇佐美地区(当時は宇佐美村)は津波襲来の犠牲者は出ませんでした。震災1ヶ月後、当時の宇佐美尋常高等小学校では全校生729 人に地震津波の作文を書かせました。その作文集は復刻版として残っていますが、子どもたちが津波から必死に逃げて助かった様子が克明に書かれています。
改めて分析した作文集の内容を紹介し、100 年後の現在に津波対策として生かすために、いかにその教訓を学校、地域に受け継ぐかを考えます。
【日 時】 令和4年6月18日(土)10時30分~12時00分
【会 場】 静岡県地震防災センター2階ないふるホール(静岡市葵区駒形通5丁目9-1)
※会場の駐車場は限られていますので、公共交通機関を御利用ください。
【受講料】 無料
【対 象】どなたでも受講できます。
【申し込み締切日】6月14日(火)※事前申込みのない方は受講できませんので、御注意ください。
【開催方法】会場での受講とZoom配信での受講の2通りの方法で開催いたします。
【申込方法】
1.会場での受講を希望の方
電話又はメールで、「①会場受講、②住所(市区町)、③氏名(ふりがな)、④連絡先電話番号」の4点についてお知らせください。
2.Zoom配信での受講を希望の方
メールで、「①Zoom受講、②住所(市区町)、③氏名、④Zoom情報受信希望のメールアドレス」の4点についてお知らせください。
・メールでお申込みの方は件名を「第144回防災学講座 会場・Zoom(どちらか御選択ください) 受講希望」としてください。
・今年度に計画している講座について継続受講を希望する方は、⑤希望の回(例:第○○回)をお知らせください。なお、開催日等については、地震防災センターホームページで御確認ください。お申込みいただいた回については、再度の申込みは不要とします。
・行政機関に勤務する方は、県または市町名と所属部署もお知らせください。
・申込みは先着順とし、定員になりましたら締切らせていただきます。
【注意事項】
①会場での受講
・定員80人
・ないふるホール内では、1席おきに着席とし、「密」をさける対策を行います。
・入館の際は、必ずマスク着用、手指の消毒、検温をお願いします。
・発熱又は風邪の症状がある受講者については、入館をお断りします。
・「ふじのくに基準」に基づき、来館をお断りさせていただく場合があります。
・新型コロナウイルス感染拡大状況によっては、会場での受講を中止し、Zoom配信での受講のみとする場合や、会場での受講定員を減らす場合がございますので、御了承ください。
② Zoom配信での受講
・定員450人
・Zoomの受講希望者には、事前にメールにて当日の配布資料及びZoomを視聴するためのURLとパスワードを送付します。
・無断で資料の流用や写真撮影、録音録画等を行うことは御遠慮ください。
・年間受講の申込をされている方も含め、都合が悪くなった方は早めにキャンセルの連絡をいただきますよう、お願いいたします。
詳細はこちらです。
静岡県地震防災センターHP:http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/e-quakes/topics/event/bousaigakukouza.html