4月23日 ふじのくに防災フェロー養成講座「災害社会学」-科目受講生/フェロー9期修了生-
4月23日にふじのくに防災フェロー講義「災害社会学」が行われた。
担当教員は、矢守克也客員教授で、受講生6名(12期生)、修了生1名(9期生)が参加し、Zoomによるオンライン講義で実施された。各セクションの講義において活発な質疑が行われ、今年で4回目参加の私にとって、災害時の「リスクコミュニケーション」を考え、多くの気づき生む1日であった。
授業内容
1.豪雨災害からの逃避(防災心理学の視点から)
豪雨災害からの避難を考えるときのポイントは「いつ」と「どこ」である。「いつ」逃げる、難を避けるために、普段と異なる身近な異変に気づくため目で見て確認できる避難スイッチを決め、情報と行動の橋渡しが重要であることを再確認できた。「どこへ」逃げる、難を避けるために行政が指定する遠い場所の避難場所に逃げるだけでなく、住民が決めた近隣の3階建て住宅や2階への屋内避難など「セカンドベスト」の重要性が増すと考える。新たに行政からの情報データと共に、地域の「既往最大値(ヒストリーレコード)」を調査・発表し、伝える教育が必要である。
2.津波逃避訓練第
行政から災害に関する発信される情報がありすぎ、情報の意味が十分に理解されず、必要な人に届いて活用・行動されるまでに至っていないことが多い。住民が情報待ちから主体的に考え、自ら行動したくなる環境を整える必要がある。本番で成果を出すためには、本気でやる「空振り」改め「素振り」が大切であり、マンネリ化している避難訓練でなく、自身がトライ&エラー(素振り)して考え判断する逃避訓練支援アプリ「逃げトレ」の積極活用や地域の子供たちと高齢者が寄り添った現地での愚直な活動を継続し根付かせることで、意識が変化しリスク低減できることが分かった。
今回の受講により、改めて防災に関する情報と行動の橋渡しが重要であることを再確認でき、職場、地区における防災に展開していきたい。
Zoomによるリアルタイムオンライン講義状況
-以上-
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