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2020年8月

2020年8月25日 (火)

8月22日ふじのくに防災フェロー養成講座「気候学」-科目受講生/フェロー6期修了生-

822日、「気候学」が開講された。

奈良大学木村圭司教授が担当され、10期受講生4名と6期修了生1名が参加して、9時半から17時半過ぎまで、zoomによるオンライン講義で実施された。

内容は、「・気候と気象・世界スケールの気候・日本スケールの気候・小スケールの気候・分布図と時系列データの読み方、注意点」というかたちで進められた。

 

「世界スケールの気候」では、天気予報などでよく耳にする“エルニーニョ現象”や“ラニーニャ現象”について、その仕組みや影響を詳しく教えていただくことができ、またジョット気流が、ヒマラヤ山脈との関係で梅雨前線や秋雨前線の一部を構成しているということもうかがうことができた。普段は、特に意識せずに受け止めている気象情報も、日本から離れた場所からの連動現象として捉えることで、例えば他者へ説明する際の言葉の厚みが変わって来ることを実感した。他にも、日本スケールや小スケールの気候でも、その特徴的な現象が、その地域に固有のものとなるための要因があることが分かり、災害における素因と誘因との関係を改めて思わされた。

 

最後のディスカッションでは、“地球温暖化”について議論が盛り上がった。“地球温暖化”の要因として上げられている二酸化炭素の1880年頃からの増加曲線からは、その増加が気温上昇に繋がってはいない時期があるということ、また過去1000年間の気温変化では、今と同じような温暖期がこれまでにもあったこと、更には地球から出されるエネルギーの多くを、実は水蒸気が吸収していることなどに受講者の関心が集まり、図らずもメディアリテラシーを磨く時間にもなった(講義内では他の事例でもメディアリテラシーが取り上げられた)。この中で、特に水蒸気の問題が強く印象に残ったこともあり、木村教授がご紹介されていた赤祖父俊一の「正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために」をさっそくアマゾンで購入した。(グレタの環境問題への取り組みにも興味が湧いてきたが、防災からは離れたところに行ってしまいそうなので自重した。)

 

季節がら、気象の変化には敏感になるが、今回の講座を基に、情報をより適切に収集・解釈できるようになりたい。

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2020年8月19日 (水)

本センター関係者のメディア掲載(2020年8月19日現在)

<新聞>

●鈴木雄介准教授

2020.7.30(木) 静岡新聞 朝刊 P23 県内総合

 東部に静大教育研究拠点 伊豆 サテライト「三余塾」開所

 https://news.yahoo.co.jp/articles/706e6f25dd52b792950ddedece67bd2e1e971ae2

●牛山素行教授

2020.7.30(木) 静岡新聞 朝刊 P29 読者のページ

 [時評] 避難しない自由 個別の判断 尊重したい

2020.8.2(日) 東京新聞 朝刊 P18 特報

 7月豪雨 避難発令 基準の6時間後 「夜中は危険」と躊躇人員不足、他業務で忙殺

2020.8.4(火) 読売新聞 朝刊 P32 社会

 死者の8割 危険区域に 52人土砂警戒、浸水想定に居住

2020.8.4(火) 読売新聞(西部本社) 朝刊 P31 社会

 死者8割 危険区域居住 土砂警戒や浸水想定

2020.8.4(火) 静岡新聞 朝刊 P25 社会

 九州豪雨・球磨川流域 浸水想定と被害ほぼ一致 地域の危険性周知に課題

●狩野謙一客員教授

2020.7.31(金) 静岡新聞 朝刊 P26 総合

 [大井川とリニア]インタビュー特集 南アの地質 追加調査を

●森下祐一客員教授

2020.7.31(金) 静岡新聞 夕刊 P1

 [大井川とリニア]「工事影響 方向性これから」 国会議の内容報告

 https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/792820.html

2020.8.1(土) 毎日新聞 朝刊 P27 静岡

 リニア県専門部会 JR流量予測「精度低い」 地下水位変化評価「不適切」

2020.8.1(土) 静岡新聞 朝刊 P4 県内政治

 [大井川とリニア] 県有識者会議 JRと国交省に不満噴出 「検討不十分」「議論公開を」

2020.8.6(木) 静岡新聞 朝刊 P4 県内政治

 [大井川とリニア] 国の会議データ不足 運営問題視、改善提案へ

2020.8.7(金) 静岡新聞 朝刊 P4 県内政治

 [大井川とリニア] 国交省専門家会議 第4回議事概要 新しい解析、データ提示を

2020.8.13(木) 静岡新聞 朝刊 P1

 [大井川とリニア] 検証 国交省専門家会議 「影響軽微」は地下水?表流水?

 https://news.yahoo.co.jp/articles/a9cda9693819762c7784609a0a06fd43f357bf44

●森下祐一客員教授・増澤武弘客員教授

2020.8.1(土) 中日新聞 朝刊 P14 県内

 [考えるリニア着工] 地下水位試算 根拠ない/生態系への影響 高山地帯にも 有識者会議、各委員発言

●片田敏孝客員教授

2020.8.3(月) 日本経済新聞 朝刊 P1

 避難所27%危険区域に 浸水や土砂崩れ 適地に限界

●矢守克也客員教授

2020.8.4(火) 朝日新聞 朝刊 P2 総合

 [時々刻々] 暴雨 防災行動計画の先進地襲う 個人でも計画作り 試行錯誤

●小林淳客員教授・鈴木雄介准教授

2020.8.8(土) 朝日新聞 朝刊 P26 第2静岡

 富士山 9⃣湧水 噴火がもたらす恵 「水道管」 溶岩層通り 滝に 川に

●岩田孝仁特任教授

2020.8.9(日) 静岡新聞 朝刊 P1

新型コロナ 7月以降 県内感染過半数20-40

 https://news.yahoo.co.jp/articles/dbd7901221efd5095e21d8014030d54e32d35d6d

●小林淳客員教授

2020.8.9(日) 静岡新聞 朝刊 P17 県内総合

 富士山の湧水 多角的に紹介 世界遺産センター企画展

 https://news.yahoo.co.jp/articles/08557e3f57d82f4072902226071556c2d0b4601e

●矢守克也客員教授・片田敏孝客員教授

2020.8.10(月) 朝日新聞 朝刊 P7 オピニオン

 大雨 避難スイイッチを 行政頼らず 住民たちで共有しよう

●北村晃寿教授・木村浩之教授

2020.8.12(水) 読売新聞 朝刊 P22 地域中

 静岡大 読売講座 静岡学 歴史、地質の新研究 来月から オンラインで

●廣井悠客員准教授

2020.8.15(土) 読売新聞 朝刊 P15 くらし

 [防災ニッポン] 地震・備える4⃣ 直後の帰宅控え「3日待機」 職場など 飲食物・薬の個人備蓄を

●本間基寛客員准教授

2020.8.18(火) 日本経済新聞 朝刊 P6

 エツセンシヤル企業の捉(Deeplnsight)

 

<テレビ・ラジオ>

●牛山素行教授

2020.7.30(木) 18101900 NHK総合 たっぷり静岡

 防災ボイス 豪雨時の避難に関する考え方

●森下祐一客員教授

2020.7.31(金) 18101900 NHK総合 たっぷり静岡

 リニア 県の専門家会議 生態系への影響懸念

2020.7.31(金) 18151857 SBSテレビ ORANGE

 県の委員「データ不十分」 リニア 国の議論と温度差

 https://news.yahoo.co.jp/articles/5c5e0c3753d262b8f2380d909c5043c1a52c1444

●矢守克也客員教授

2020.8.13(木) 18101900 NHK総合 たっぷり静岡

 たっぷり防災 インタビュー 命を守る「避難スイッチ」

 

<雑誌・その他>

●風間聡客員教授

2020.7.29(水) テレビ朝日系(ANN) web

 最上川氾濫生かされた教訓”53年ぶり水害なぜ?

 https://news.yahoo.co.jp/articles/622d84434951fb3de15a660833500402a73cdbda

●森下祐一客員教授

2020.7.31(金) 静岡朝日テレビ(Yahoo!ニュース) web

 「JR東海のデータは不十分」 静岡県専門部会で指摘相次ぐ リニア問題で

 https://news.yahoo.co.jp/articles/7662e83f27f78105da23c5f489505ad1cf859652

2020.8.3(月) 東洋経済ONLINE

 リニア「JR東海vs静岡」、わずかに和解の兆し?

 https://news.yahoo.co.jp/articles/d4c1342b3d0e51da6147d0b7f66d73549429ff60?page=3

●片田敏孝客員教授

2020.8.4(火) Yahoo!ニュース

 予測を超える豪雨――東京は大規模河川の決壊で「最大10メートル浸水」も

 https://news.yahoo.co.jp/feature/1778

●藤岡換太郎客員教授

2020.8.5(水) Book Bang(Yahoo!ニュース)

 1万メートルの深海底へ 新書の中で遠足を

 https://news.yahoo.co.jp/articles/b2db67523372177ab215ce50a22e1e045fc87706

●関谷直也客員准教授

2020.8.7(金) NHK札幌放送局 web

 #北海道水害 命を守るために

 https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-ncf7d2e6add2b

2020.8.12(水) 新潟日報モア web

 柏崎原発事故時のウイルス対策議論 県避難委 政府方針に疑問続出

 https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20200812561287.html

●本間基寛客員准教授

2020.8.11(火) Itmediaエンタープライズ web

 気象予測データをDXに生かせ KPMGと日本気象協会が協業

 https://news.yahoo.co.jp/articles/abb84b6d4123ddb46b081b56994d61255b468a16?page=2

●岩田孝仁特任教授

2020.8.18(火) WITH SMILE web 

 災害時に命を守る力は「想像力」

 https://www.suzuyoshoji.co.jp/withsmile/detail/152

●小山眞人教授

2020.8.19(水) 幻冬舎plus web

 富士山噴火よりも恐ろしい山体崩壊。泥流が湘南を襲う!?

 https://www.gentosha.jp/article/16239/

 

2020年8月11日 (火)

8月8日ふじのくに防災フェロー養成講座「地震学」-科目受講生/フェロー9期修了生-

8月8日にふじのくに防災フェロー講義「地震学」が行われた。

担当教員は、笠原順三客員教授で、受講生4名(10期生)、修了生1名(9期生)が参加しZoomによるオンライン講義で実施された。

講義は、地震学の基礎、地震波、プレート間地震発生メカニズム、地震予知、地震と津波、火山活動についての説明と、近頃地震が多発していることについてのディスカッションなど中身の濃い講義を受講することができた。

以下、講義を受けて特に感じた3つのことを記す。

  1. 今まで、活断層の存在が地震発生に起因していると考えていたが、岩石を壊す「破壊現象」でなく、沈み込み帯のプレート間地震は「地震発生と水」、含水鉱物(蛇紋岩)の脱水による水が地震発生の引き金になる「摩擦現象(すべり)」がメインであることが理解できた。
  2. 自然に起きる自然地震だけでなく、世界各地で行っている開発や生産活動に伴い、人的活動により地震を生むことと巨大地震に誘発されて、その震源から離れた場所で誘発地震が発生することが理解できた。
  3. 熊本地震での余震と本震の発表など気象庁が発表することは、すべて正しいとは限らない。熊本地震では5の震度の1日後にM7.2の地震が起きた。これは想定外だったのか。現地では、断層が片側(北側)だけ動いた片づれ断層が起きた。防災に携わる自分は、できる限り現場に行き、自分の見方を養う必要がある。今後、新型コロナウィルス感染症の影響を含めて全体を総合して考え、行動する必要がある。
  4. 最後に

  今回の「地震学」講義で学んだことを企業防災に活かしていきたい。
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