8月19日 ふじのくに防災フェロー養成講座「地震工学」
8月19日にふじのくに防災フェロー養成講座講義、地震工学を行いました。担当教員は秦康範客員准教授で、5名の受講生が参加しました。
講義は、地震の波や揺れ方、建物の振動に関する説明からはじまり、
講義の途中で「手回しぶるる」を用いて、前述の数式や力学的なモデルを実際に目の前で見て、再現して体験するという作業も行いました。
午後には、秦客員准教授の関わっている学校教育での実践についてや、映像資料も使っての種々の地震被害とその対策についての説明が行われました。
↑講義をする秦客員教授
携帯型の振動台である「手回しぶるる」は、バネの固有周期や構造の違いによる振動の違いなど、モデルや理論だけではイメージしにくい物理現象を実際に体験することができます。
実際に手で触り、条件を変えながら振動実験を繰り返し、秦客員准教授と議論をするなかで、
「こういうことか!」と建造物の被害写真や、それまでの振動の理論を理解できたようです。
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