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2015年8月24日 (月)

8月22日ふじのくに防災フェロー「治山砂防工学」 -科目受講生記事/フェロー3期修了生

林 拙郎客員教授担当の治山砂防工学が開講され、8名が受講しました。

「保全砂防学入門-土砂災害の予知と防災-」(電気書院)及び林客員教授手製の補足資料を基に、板書を交えながらの理論の説明とさまざまな事例の紹介を行うスタイルで講義は行われました。
事例には林客員教授が行った現地調査の報告もあり,非常に情報量の多い講義となりました。

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自然環境の荒廃と災害の誘因・素因,崩壊・山崩れの発生メカニズム,豪雨と土砂災害,土石流と渓流保全構造物,地震による宅地被害と豪雨による災害予測,伸縮計による崩壊予測についてそれぞれの理論が紹介されました。
豪雨による表層崩壊と実効雨量の関係については,飽和浸透流の関係式から検討した,林客員教授のグループが今年発表したばかりの論文の内容も紹介され,治山砂防工学が発展しつつある学問領域であることが示されました。

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