「平成25年度自然災害科学中部地区研究集会」を実施しました
3月1日、静岡県地震防災センターにて、自然災害研究協議会中部地区部会との共催で「平成25年度自然災害科学中部地区研究集会」を実施いたしました。
20件の発表があり、60名以上の方にご参加いただきました。
冒頭、当センター副センター長である牛山教授が開会の挨拶を述べました。
午前は、津波堆積物・地下構造探査・低周波地震観測・防災林など自然科学的なテーマを中心としたセッションでした。
午後は、図上訓練・子供への防災教育・DCP(緊急時地域活動継続計画)・GIS(地理情報システム)など社会科学的なテーマを中心としたセッションが行われました。
研究集会のプログラムはこちらからダウンロードできます。
↓南アルプスにおけるトンネル工事に伴う問題点を解説する狩野教授
地形・地質的に不安定な場所を発生土置き場にすると、土石流などの土砂災害の危険性があることを述べた
↓下田市での津波堆積物調査の結果を報告する北村教授
安政もしくは宝永地震に対応する津波堆積物の可能性があるイベント層を確認したことなどを解説した
発表者は、ふじのくに防災フェロー養成講座受講生8名を含む静岡大学防災総合センター関係者の他、名古屋大学、三重大学、香川大学等からの参加もありました。
限られた時間の中ではありましたが、会場からは多くの質問が寄せられ、終始活発な議論が行われ、大変有意義な会となりました。
ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
↓修了研究の成果を発表するフェロー受講生(以下2枚)
↓他大や他機関からも多くの方にご参加いただいた(写真は香川大学の磯打准教授)
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