学際科目「地震防災」:12月2日の様子
学際科目「地震防災」は、防災マイスターの選択必修科目にも指定されており、防災の様々な分野で活躍する方々が講義を担当しています。
12月2日の講義では、中川和之客員教授(時事通信社)が講師を務め、阪神淡路大震災での自らの被災経験や各地での取材体験を元に、市民防災について講義を行いました。
前半は、「釜石の奇跡」などを例に、地震との付き合い方について講義が行われました。
中川教授は「地震のこと、備え方を正しく知ってこそ適切な対応ができる。納得して実践できることが重要。行政も、ただやって下さいと言うだけでなく、納得させる伝え方を工夫すべき。」と強調しました。
後半は、地震や豪雨など様々な過去の災害を例に、災害ボランティアの活用について紹介され、被災地が自立しながらも支援をうまく受け入れる「受援力」が重要であること等が述べられました。
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