学際科目「地震防災」:11月5日の様子
学際科目「地震防災」は、防災マイスターの選択必修科目にも指定されており、防災の様々な分野で活躍する方々が講義を担当しています。
11月5日は、当センターの客員教員である秦康範准教授が講師を務めました。
講義では、小中学校で実施した避難訓練の様子を動画で紹介し、「おはしも(押さない・走らない・しゃべらない・戻らない)」の教えでは主体的な避難行動がとれないこと、その場に応じて危険を予測・回避できる能力を高める防災教育が必要であることが述べられました。
また、世界の地震の20%は日本で発生しているという衝撃的なデータが紹介された後、阪神淡路大震災等の被害状況が映像や写真で紹介されました。
秦准教授は、「災害は進化する」というフレーズを強調し、都市化・少子高齢化・地域のつながりの低下によって社会の脆弱性が上がったことで、災害もより複雑化してきたと解説しました。
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