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2013年10月

2013年10月26日 (土)

学際科目「災害時におけるリスク危機マネジメント」:10月24日の様子

学際科目「災害時におけるリスク危機マネジメント」は、防災マイスターの選択必修科目に指定されており、今回は笠原英男氏(静岡県環境防災福祉研究所所長)が講師を担当してくださいました。

10月24日は、避難所の環境や運営について講義が行われました。
笠原教授は「避難所は、行くだけで毛布やお弁当が支給してもらえる場所ではない」と述べ、避難所の開設にあたって、救護・清掃など役割を決めて組織を作ったり、生活環境を考慮したレイアウトを考えたりする必要があると解説しました。
そして「災害時には学生の皆さんもぜひ避難所の運営に力を貸してほしい」と訴えました。

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2013年10月25日 (金)

本センター関係者のメディア掲載(2013年10月25日時点)

<新聞等報道>            

 

●牛山素行教授

2013.10.19(土) 朝日新聞(朝刊)静岡 P29

 県内の渓流4247カ所 土石流発生の恐れ「危険箇所 日頃から知って」

 

2013.10.19(土) 読売新聞(東京夕刊)Web

 伊豆大島 72時間経過 迫る大雨 捜査に焦り 避難勧告へ

 

2013.10.20(日) 中日新聞(朝刊)社会 P32

 避難勧告 自治体は緊張感伝達を 専門家指摘 住民の判断も重要

 

2013.10.21(月) 産経新聞 Web

 伊豆大島に大雨警報 防災無線「雨音で聞こえなかった」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131021-00000078-san-soci

 

2013.10.23(水) 産経新聞 Web

 伊豆大島災害 特別警報、避難勧告どう運用?「首長判断に雨量数値を」提言

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131023-00000079-san-soci

  

●小山真人教授

2013.10.18(金)中日新聞(朝刊)社会 P27

 伊豆大島土砂崩れメカニズムは 火山灰の層滑り落ちる

 溶岩上に堆積「大雨で崩壊 他火山でも」

 

2013.10.22(火)静岡新聞(朝刊)Web 4東 P25

 静大教授が地域のジオサイトを解説 長泉で勉強会

 

●狩野謙一特任教授

2013.10.19(土)静岡新聞(朝刊)社会 P29

 リニア環境影響「数字なく評価しにくい」 専門家、情報不足を批判 

2013.10.19(土)中日新聞(朝刊)県内版 P16

 リニア環境影響準備書 詳細な情報開示要請 静岡市専門家会議「残土」災害も懸念

 

2013.10.19(土)読売新聞(朝刊朝刊)Web 静岡 P35

 リニア7か所の残土「半永久的」環境評価会議 JR東海が説明

●土屋智教授

2013.10.19(土)静岡新聞(朝刊)社会 P31

 火山灰地層で大量流木 本県、同様災害の恐れ 森林管理重要 

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131019-00000008-at_s-l22

 

●北村晃寿教授

2013.10.23(水)朝日新聞(朝刊)静岡 P29

 安政の大津波超え 過去襲来の可能性 静岡平野 静大教授ら調査

 

2013.10.23(水)読売新聞(東京朝刊)静岡2 P32

 静岡平野 4000年に3回大津波か 安政東海地震を上回る

 

●池田恵子教授

2013.10.22(火)静岡新聞(朝刊)地域中 P23

 災害時に女性の力を 駿河区 静大教授が講演

 

●片田敏孝客員教授

2013.10.18(金)紀伊民報 Web 

 「教員受難の時代」 

http://www.agara.co.jp/modules/colum/article.php?storyid=261861

 

2013.10.23(水)読売新聞(東京朝刊)P3

 〔スキャナー〕迫る台風 避難見直し 大島町「勧告今度は早く」

 

2013.10.24(木)読売新聞(中部朝刊)愛知 P28

 防災の知恵 土砂災害 前兆見て避難 難しい「適切な勧告」

 

●矢守克也客員教授

2013.10.18(金)読売新聞(大阪朝刊)Web P15

 その時 命守る 子どもに何を伝えるか

 

2013.10.19(土)朝日新聞(朝刊)社会 P39

 危険察知すぐ避難 「停電」目覚めたら水の音、別棟へ

 

●秦康範客員准教授

2013.10.25(金)山梨日日新聞 Web 

 子どもの防災教育 実践の必要性強調 山梨大准教授が講演

 http://www.sannichi.co.jp/local/news/2013/10/25/10.html

 

●防災コンソーシアム

2013.10.20(日)静岡新聞(朝刊)社会 P30 

 被災者への食料 専門家が配分を 静岡で防災講座

 

<テレビ・ラジオ報道>

 

●牛山素行教授

2013.10.22() テレビ朝日 8:00~ モーニングバード

 避難勧告の発令について

 

2013.10.23() SBSテレビ 16:45~ イブニングeye

 防災最前線 ひとごとではない 伊豆大島 大雨について伊豆を検証

2013年10月22日 (火)

2013年度第2回地域防災セミナー

10月19日、2013年度第2回地域防災セミナーを実施いたしました。

地域防災セミナーとは、不定期に開催されるふじのくに防災フェロー養成講座受講生全体のゼミで、受講生は最低一回の出席が必要です。
内容は、受講生や関係教員らが防災フェローに関連する研究の発表や議論を行うというものです。

フェローの受講生6名・修了生2名および、牛山教授、原田准教授、藤井直之客員教授、大森学術研究員他が参加しました。

今回のセミナーでは、2名の修了生からの話題提供がありました。
各発表、質疑応答を含めて1時間以上にわたる活発な意見交換が行われました。

発表のタイトルは以下の通りです。
・豪雨時の行政機関への電話通報を基にした災害危険度の推定
・避難猶予時間に着目した三陸海岸における東日本大震災津波犠牲者の特徴 -道路網データを用いた解析から-

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2013年10月21日 (月)

10月19日ふじのくに防災フェロー「津波工学」

10月19日、ふじのくに防災フェロー養成講義「津波工学」を開講いたしました。 担当教員は原田賢治専任准教授で、11名の受講生が参加しました。

前半は、工学的に津波を理解する上での基礎知識。
津波の発生メカニズムや、速度・波高といった津波の特徴を示すパラメータの関係について説明後、奥尻島や東北地方太平洋沖など過去に起きた津波による被害状況が紹介されました。
また、南海トラフで巨大地震が発生した場合の津波来襲状況についても、シミュレーション映像を交えながら解説されました。

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次に、地震・火山・土石流・隕石等の発生原因別に、例を挙げながら各津波の発生メカニズムや発生後の挙動が紹介されました。
さらに、津波の成分となる進行波(一方向に進む波)、長波(水深に対して波長が長い波)などの波の種類や、地形による伝播の変化といった内容について、数式とモデルを用いて解説が行われました。

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後半は、津波の対策について。
原田准教授は、東北地方太平洋沖地震時の津波による住宅・原発・防潮堤の被害状況を紹介し、「防潮堤があるからといって安心しきってはいけない」という教訓を強調しました。
そして、3.11以後、ハード対策の強化だけでなくソフト対策にも重点が置かれるようになったこと、両者を組み合わせることで被害の抑止・軽減につながることを述べました。

2013年10月18日 (金)

本センター関係者のメディア掲載(2013年10月18日時点)

<新聞等報道>            

 

●牛山素行教授

2013.10.17(木) 静岡新聞(朝刊)社会 P33

 伊豆大島 台風26号 危機住民に届かず 深夜の避難 難しく 

 

2013.10.17(木) 静岡新聞(朝刊)時評 P27

 「特別警報」とは何か 地域特性知り行動を

 

2013.10.17(木) 朝日新聞(朝刊)P3

 伊豆大島 台風26号 避難情報 運用に課題 広域を想定 特別警報なし

 

2013.10.17(木) 毎日新聞 Web(東京朝刊)三面 P3

 クローズアップ2013:伊豆大島土石流 2度の「要請」生きず

 

●牛山素行教授・小山真人教授・土屋智教授

2013.10.17(木) 読売新聞 Web(東京朝刊)P3

 〔スキャナー〕伊豆大島 深夜豪雨 避難二の足 勧告せず 町長「甘かった」 

 

●小山真人教授

2013.10.17(木) 読売新聞 Web(東京夕刊)P11

 「誰かいませんか」伊豆大島 がれき 手作業で撤去

 

●狩野謙一特任教授・増澤武弘客員教授

2013.10.16(水)静岡新聞(朝刊)社会 P30

 リニア準備書 工事影響評価「不十分」

 南ア世界遺産登録学術検討委 厳しい意見相次ぐ

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131016-00000003-at_s-l22

 

●片田敏孝客員教授

2013.10.17(木)産経新聞 Web 社会

 台風26号 伊豆大島なぜ被害集中

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131017-00000084-san-soci

 

2013.10.18 (金)朝日新聞(朝刊)P3

 伊豆大島 台風26号 災害情報どう届ける 避難勧告せず

 

●千木良雅弘客員教授

2013.10.17(木)朝日新聞(朝刊)P2

 大島、猛烈な雨4時間 表層の火山灰 崩落か 度々噴火、2~3㍍堆積

 

<テレビ・ラジオ報道>

 

●牛山素行教授

2013.10.13() NHK 7:00~ おはよう日本

 “避難呼びかけ”あなたの町では

 http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2013_1016.html

 

2013.10.16() SBS 16:45~ イブニングeye

 防災最前線 緊急検証 台風26号 伊豆大島の被害

 

2013.10.16() 朝日テレビ 22:00~ 報道ステーション

 台風26号 伊豆大島 特別警報はなぜ出されなかったのか

http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?now_page=9&before_seach_type=2

 

2013.10.16() NHK 23:30~ ニュースウェブ

 伊豆大島 なぜこれほどの被害に?

 http://www3.nhk.or.jp/news/newsweb/

 

2013.10.17() TBS 5:30~ 朝ズバ

 伊豆大島 台風26号

 

2013.10.17() SBS 16:45~ イブニングeye

台風26号 伊豆大島の被害

 

2013.10.17() NHKラジオ 22:00~ ジャーナル

 土石流災害の伊豆大島 住民に避難を呼びかけなかった町の対応に疑問 

  http://www.nhk.or.jp/r1/journal/pickup.html

 

2013.10.17() TBSラジオ 22:00~ 荻上チキSession22

 伊豆大島の土石流災害

 http://www.tbsradio.jp/ss954/

 

2013.10.17() TBS 22:54~ ニュース23

 伊豆大島 住民「逃げられなかった」崩落現場を間近で撮影

 

2013.10.18() フジテレビ 5:25~ めざましテレビ

 伊豆大島 避難呼びかけについて

 

●土屋智教授

2013.10.16() 朝日テレビ 22:00~ 報道ステーション

 伊豆大島に深夜襲う台風

 

●矢守克也客員教授

2013.10.9(水)NHK教育 950~ シンサイミライ学校

 きみならどうする?判断の分かれ道

http://www.nhk.or.jp/sonae/mirai/

2013年10月11日 (金)

本センター関係者のメディア掲載(2013年10月11日時点)

<新聞等報道>            

 

●小山真人教授

2013.10.9(水)中日新聞 (朝刊)県内版 P16

12日「富士山 大自然への道案内」「火山の遺産」考える

 

●狩野謙一特任教授

2013.10.5(土)静岡新聞 (朝刊)社会 P31

富士川河口断層帯 従来評価より動き活発? 地下構造を分析

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131005-00000008-at_s-l22

 

2013.10.10(木)中日新聞 (朝刊)一面 P1

リニア工事 環境影響は 県内のアセス説明会終了

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20131010/CK2013101002000089.html

 

●片田敏孝客員教授

2013.10.5(土)高知新聞 Web 社会 

犠牲者ゼロが防災の原点 群馬大の片田教授が講演

http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=309054&nwIW=1&nwVt=knd

 

●武村雅之客員教授

2013.10.7(月)神奈川新聞 Web 横浜 

地震と津波の備えは、セミナーで研究最前線や対策報告

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131007-00000005-kana-l14

 

2013.10.8(火)朝日新聞 Web 社会 

関東大震災、90年前に鳥瞰図 被害や復旧状況を一目で

http://www.asahi.com/national/update/1008/TKY201310080410.html

 

●伊藤谷生客員教授

2013.10.9(水)静岡新聞 (朝刊)社会 P28

プレート上面 探査で確認 富士川河口断層帯 研究グループ 地震リスク再評価必要

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131009-00000003-at_s-l22

 

●生田領野助教

2013.10.5(土)朝日新聞  社会 P33

M9級地震 沖縄・小笠原も?地中エネルギー分析 世界17カ所に可能性

2013年10月 7日 (月)

10月5日ふじのくに防災フェロー「地理学演習」

10月5日、ふじのくに防災フェロー養成講義「地理学演習」を開講いたしました。 担当教員は近藤昭彦客員教授で、15名の受講生が参加しました。

導入として、地理学は人と自然の関係(=環境)を主題とする学問であること、普遍性(複数の地域で共通する特徴)だけでなく個別性(特定の地域に見られる特徴)を読み解くことが重要であることが述べられました。

前半の講義では、メルカトルなどの図法や空中写真といった空間情報(三次元的な広がりを持つ情報。地図や画像)に関する基礎知識、水害地形を理解する上で基本となる扇状地・氾濫原・三角州といった河川地形についての解説が行われました。

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午後は実践編。阿賀野川や利根川などを例に、洪水の被害を受ける地域の地形がどのように変化してきたのか、明治や大正時代の地図と現在の地図を見比べる作業を行いました。
本来は蛇行していた河川を直線的な堤防で固定して周辺の宅地整備を行った場所があること、昔の地図で後背湿地や河道だった場所は洪水や液状化の被害を受けやすいことなどが明確に読み取れました。

また、空中写真の実体視から、地すべりや土石流といった土砂災害の起こりやすい地形の判読も行いました。(下写真)
近藤教授は、「地図を読み解くことで、そこで起こる可能性のある災害を予見することができる。地形図や空中写真はHP等で簡単に得ることができるので、ぜひ地形の判読をマスターして活用してほしい」と強く訴えました。

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2013年10月 5日 (土)

学際科目「災害時におけるリスク危機マネジメント」:10月4日の様子

10月に入り、後期の授業が始まりました。
学際科目「災害時におけるリスク危機マネジメント」は、防災マイスターの選択必修科目に指定されており、当センター兼任教員である村越真教授が担当する講義です。

初回である10月4日は、防災教育の課題とリスクマネジメントの考え方について講義が行われました。
村越教授は、「防災には知識が必要だが、それだけではいざというときに行動できない。ふだんから自分のとるべき行動をイメージしておくことが大事。」と強調しました。

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↓とっさに机の下にもぐり込もうとしても、実際は結構時間がかかってしまう・・・
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2013年10月 4日 (金)

本センター関係者のメディア掲載(2013年10月4日時点)

<新聞等報道>            

 

●牛山素行教授

2013.9.18(水)朝日新聞 (夕刊)P11

特別警報 周知せず 台風18号 京都・滋賀3市町 事例調べ制度改善を

 

2013.9.27(金)読売新聞 (東京朝刊)Web 社会 P39

土砂災害 情報提供に不備 通報システム 15府県で利用不能 検査院調べ

 

2013.9.30(月)朝日新聞 (夕刊)P15

津波避難に命山 先人の知恵 人工高台に脚光 静岡で整備続々

 

●牛山素行教授・原田賢治准教授

2013.9.28(土)静岡新聞 (朝刊)Web 2浜 P21

津波対策で30年計画 防潮堤「効果」も-浜松市防災推進協、初会合

 

●北村晃寿教授

2013.10.1(火)伊豆新聞  Web 下田版

貝層から古地震調査 下田の海食洞3カ所 静大大学院北村教授ら

 

●片田敏孝客員教授

2013.9.27(金)読売新聞 (朝刊)岐阜 P25

「9・28豪雨」30年 体験談発表や講演 美濃加茂であす 

 

●武村雅之客員教授

2013.10.1(火)朝日新聞(朝刊)Web 神奈川全県 2地方 P28

日本地震学会が横浜でセミナー 6日

 

2013.10.2(水)神奈川新聞 Web 横浜

研究の最前線知って 地震学会秋季大会開催へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131002-00000038-kana-l14

 

●矢守克也客員教授

2013.9.27(金)読売新聞(東京朝刊)Web P37

震災・原発「地道な報道を」仙台でマスコミ倫理懇 復興への役割 意見交換

 

2013.10.1(火)読売新聞(大阪朝刊)Web P35

南海トラフ対策議論

 

●吉野篤人客員准教授

2013.9.30(月)静岡新聞(朝刊)県内総合 P17

災害医療調整役を委嘱 県

 

●林能成客員准教授

2013.10.4(金)静岡新聞 (朝刊) 社会 P28

電車の揺れは震度5弱程度 関西大・林准教授「避難のイメージに」

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