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2013年9月24日 (火)

石橋克彦先生の講演会を実施しました

9月21日、静岡大学大学会館ホールにおいて、石橋克彦先生講演会「南海トラフ巨大地震と原発震災を考える」を実施しました。

当センターの副センター長である小山真人教授が企画・司会を務め、100名以上の皆様にご参加いただきました。
 

前半は、「地震動」「震災」といった言葉の意味や地震発生のメカニズムなど基本的な説明の後、南海トラフ巨大地震の被害想定に関する解説が行われました。
南海トラフ巨大地震の発生は、フィリピン海プレートの沈み込みだけでなく、アムールプレート(ユーラシアプレートと呼ばれているものの東端部で、西日本がこれに属している)の東への移動も重要であり、南海トラフ巨大地震の前後には、東北日本海側や中部・西南日本などアムールプレート東縁地域での地震活動にも警戒が必要であることなどが述べられました。

後半は原発震災についての講演が行われました。
「原発震災」という言葉は石橋(1997)により提唱されたもので、東日本大震災の原発事故で現実のものとなりました。
石橋先生は、事故原因の究明の必要性を訴えるとともに、原発の使用には深層保護(安全対策を多段階的に構成すること)の徹底が不可欠と述べられました。

そして、想定は不確定要素が多いため、あくまで目安であり予防原則(科学的根拠がはっきりしていなくても、環境や社会に重大で不可逆的な影響が懸念される場合は規制措置をとるという考え)を適用すべきと強調されました。

 
★追記★
講演会のレジュメを下記で公開していますので、ご覧下さい。
http://sakuya.ed.shizuoka.ac.jp//koyama/public_html/etc/Abstracts/130921ishibashi.pdf

P1150079_2

P1150128_2


多数の皆様にご来場いただき、大変有意義な講演会となりました。
ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。


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