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2013年7月22日 (月)

7月20日ふじのくに防災フェロー「強震動・地震災害史」

7月20日、ふじのくに防災フェロー養成講義「強震動・地震災害史」を開講いたしました。
担当教員は武村雅之客員教授で、11名の受講生が参加しました。

 
前半は、「災害史から学ぶ」と題して、東日本大震災や関東大震災を例に過去の経験から学ぶべき教訓について講義が行われました。
武村教授は、地震学では予測できないことも多々あり、防災には建築・土木学などの工学分野や歴史・社会学分野との連携が不可欠であると強調しました。

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後半は「強震動と地震荷重」と題して講義が行われました。
講義では、震度とマグニチュードについて解説された後、耐震基準の変遷について物理学的な解説とその時代に尽力した人々について紹介されました。
最後に武村教授は、安心・安全という言葉があふれている現状について、「人間は安心しているときほど危険な状況はない。いくら努力しても想定外がなくなることはなく、備えを怠ってはならない。」と締めくくりました。

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