学際科目「地震防災」:7月12日の様子
学際科目「地震防災」は、防災マイスターの選択必修科目にも指定されており、防災の様々な分野で活躍する方々が講義を担当しています。
7月12日は、当センターの客員教員である林能成教授が、「鉄道の地震防災」というタイトルで、鉄道会社での勤務経験と専門である地震学をからめた内容の講義を行いました。
講義では、1923年の関東大震災や2004年の新潟県中越沖地震を例に、鉄道での地震被害とそれを教訓としてどのような対策が行われてきたかについて説明されました。
主な地震対策として、盛土の補強や列車の脱線・逸脱を防ぐ線路の構造、震源に近い場所に地震計を設置することで揺れをできるだけ早く感知して新幹線を自動停止させる仕組み、加えて津波被害が懸念される場所では乗客を高台へ誘導するための看板の設置といった取り組みが紹介されました。
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