3月30日ふじのくに防災フェロー「地震計測実習」
3月30日ふじのくに防災フェロー講義「地震計測実習」が行われました。
担当教員は林能成客員教授で、16名の受講生が参加しました。
午前中は座学で、「地震」と「地震動」の違いや、断層規模とマグニチュードの関係、揺れの大きさ(震度)・揺れやすさは地盤の状態によって変化することをなどが説明されました。
午後は、地震計を使って常時微動(平常時の地盤の微弱な振動)を計測する実習です。
学内で地震計の使い方について実測を交えたレクチャーが行われ、その後5〜6名の班に分かれて、各班で選んだ大学周辺のポイント(4〜5地点)で計測を行いました。
大学に戻り、地震計の記録を解析しました。
測定したデータにノイズ処理などの解析を行い、各地点でどれくらいの周波数の波が卓越するのかを見ました。
地盤の違いによる揺れやすさの違いを、卓越する周波数のピークの大きさから読み取ることができました。
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