静岡県立大学「災害時の食料供給、食糧備蓄および栄養問題を考えるシンポジウム」のご案内
下記のイベントが実施されますのでご案内します。
当センターも一員の「しずおか防災コンソーシアム」が共催しています。
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創立25周年記念事業
災害時の食料供給、食糧備蓄および栄養問題を考えるシンポジウム
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2011年3月の東日本大震災では、被災直後から復興期に至るまで食糧供給において多くの課題が指摘されました。本シンポジウムでは、被災地で実際に調査、支援活動にあたった食の専門家を中心に、行政やNPO法人を交えたパネルディスカッションを実施し、災害時の食料供給、食糧備蓄と栄養・食生活支援のあり方について、自助・共助・公助それぞれの視点から現状と問題点を整理し、今後に向けて必要な対策について意見交換を行うものです。
住民が個々に備えておくべきことに関する情報や、食料供給、食生活支援の体制・ネットワークづくりに必要な情報を、行政、栄養・医療専門職、食品関係企業、大学・研究機関、地域住民とで共有することを目的としています。
日時:平成24年3月17日(土) 13:00~16:15
会場:静岡県立大学短期大学部(小鹿キャンパス)講堂
(住所:静岡市駿河区小鹿2丁目2番1号)
※ 会場の駐車場は限られていますので、公共交通機関等をご利用ください。
来場対象者:【入場無料, 事前参加申込み制 】
県および市町の行政職、栄養士、他の医療専門職
流通備蓄を担う食品関係企業、一般県民 (約300人)
プログラム:
1. 学長挨拶(13:00~13:10) 静岡県立大学学長 木苗直秀
2. 基調講演 (13:10~14:10)東北厚生年金病院 栄養課長 阿部幸子 氏
「東日本大震災、被災地からのメッセージ~極限状態での食料の調達と配給を経験して~」
3. 現地からの報告 (14:15~14:35)伊東市役所保健福祉部管理栄養士 小川保人 氏
「被災地における食糧受け入れ体制の問題点と課題」
4. 本県における対策の現状
1)「本県における大規模災害時避難所等への対応と支援受け入れ体制に関する準備状況」
(14:35~14:55)静岡県危機管理部危機報道監 岩田孝仁 氏
2)「市町における大規模災害時食料供給に関する準備状況:富士市の例」
(14:55~15:15)富士市総務部防災危機管理課統括主幹 笠井洋一郎 氏
3)「災害時要援護者のための食料備蓄について:食物アレルギー」
(15:15~15:30)NPO法人アレルギー支援ネットワーク 足代智志氏
4)「災害時要援護者のための食料備蓄について:血液透析患者」
(15:30~15:40)静岡県立大学臨床栄養学研究室 塩谷益代 氏
5. 全体討論(15:45~16:15)パネルディスカッション、フロアとの質疑応答、意見交換
6. 閉会の辞(16:15~ )静岡県立大学食品栄養科学部長 大島寛史
■ 主 催 静岡県立大学
■ 共 催 静岡県立大学食品栄養科学部、しずおか防災コンソーシアム
■ 後 援 社団法人 静岡県栄養士会
■ 協 力 静岡県立大学看護学部(金澤 寛明 教授)、静岡県
参加申込が必要です。詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/event/symposium120317/index.html
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